ヨコハマで“自分らしい”暮らしに出会う

横浜ゆかりの企業で活躍する20代の3人に、仕事や暮らしの魅力について伺いました。左から、横浜駅でたくさんのお客様を迎える横浜高島屋・外商部に勤める薄葉さん。創業110年を超えるシウマイでおなじみ・崎陽軒の弁当事業部で営業を担当する天沼さん。横浜で創業したグローバル企業・日産自動車の広報部で活躍する榊原さんです。東北出身の薄葉さんと天沼さんは大学入学、東海出身の榊原さんは就職を機に横浜市での生活が始まりました。お三方とも横浜で暮らしながら仕事もしている「職住近接」だからこそ味わえる、横浜ならではの充実した生活についてお話を伺いました。

生き生きとした商店街がたくさんあります

―― 横浜に暮らすようになったのはなぜでしょう。

薄葉 大学進学の際、関東に出たいと思ったのがきっかけです。海への憧れがあり、湘南にも近いですし、海がある暮らしと学業が両立できる街と考えたら“横浜しかない”と思って住んでみました。そうしたら楽しくて、就職先を決めるときには横浜を出たくない!と思うようになっていました。都会に出てきて最初に入った百貨店が横浜高島屋で、人をこんなに楽しませられる空間を創れるのはすごいなと思って、ここで働きたい!と思って今の職場を選びました。
天沼 私も大学進学時に関東に出たいと思ったのがきっかけです。今の職場を選んだのは、横浜の企業であることが理由のひとつです。横浜は歴史的な面もあり、先進的な面も感じられます。そういう土地にある会社ならいろいろなことができるのではないかと思いました。
榊原 私は、“就職先が横浜だった”というのが正直なところです(笑)。でも、住んでみたらすごくおもしろくて暮らしやすい、いいところでよかったです。

―― 住む前と後で横浜のイメージは変わりましたか?

榊原 観光地というイメージが強かったのですが、横浜駅のような大きな駅の近くにも商店街があり、個人商店が生き生きと営業されているのは発見でしたね。今は顔見知りのお店が増えて愛着が沸き、横浜から離れられなくなりました。
天沼 商店街、多いですよね。私も近所の商店街によく行きます。下町情緒も感じられるのが横浜のいいところ。
薄葉 地元愛がこんなに強い街だと思っていませんでした。横浜が好きな人が多くて、仲良くなるとぎゅっと引き込まれる感じです。地元愛が強いからこそなのかな。そういう温かなところに惹かれています。
榊原 たしかに、ブランド力があるというか、アイデンティティを強く持っている人が多いですよね。
天沼 私の会社は地方出身者が少ないので、みんなから東北ってどういうところなの?など興味津々に聞かれたりしましたね。ウエルカムな雰囲気で皆さんとても優しくしてくださいます。

日々、横浜の方々とのつながりを感じながら仕事をしています

―― 職場としての横浜はどんな街でしょう。

天沼 崎陽軒は“横浜らしさ”が強い企業なので、地元とのつながりを感じます。運動会など市民の思い出になるシーンでもよく使っていただけるのは、喜びです。地元の企業さんや著名な方とコラボしたお弁当を発売することも多いですね。
榊原 横浜F・マリノスのお弁当もありますよね!
天沼 「横浜F・マリノス応援炒飯弁当」ですね。マリノスのユニフォームをモチーフにした「トリコロールひょうちゃん」(しょう油入れ)が人気です。
薄葉 昨年(2022年)、マリノスが優勝した3日後くらいにお店で友人と食事をしていたら、マリノスのケヴィン マスカット監督に出会って、お話させていただいた思い出がありますよ。
榊原 えー、すごい! 街で会うこともあるんですね。
薄葉 貴重な体験でした(笑)。マリノス優勝もそうですが、私の職場は地元企業さんなど地元の方々が盛り上げてくださるからこそ成り立っている商いだと思うので、横浜の力を日々感じています。

トリコロールひょうちゃん

休日は“銭湯でのんびりしてから町中華” が定番です

―― 休日の過ごし方や好きな横浜の食などを教えてください。

天沼 私はサウナが好きなので、街の銭湯や、日帰り温泉施設などに行きます。
榊原 私も昔ながらの銭湯が好きです。番台さんがいて、お風呂上りにテレビ見ながら牛乳飲んで(笑)。お風呂でお腹空かせて、町中華を食べて帰ります。横浜って町中華が多いから巡りたくなっちゃうんです。
薄葉 地元メシなら私は家系ラーメン! 初めて食べたときは、味が濃いなと思っておいしさが全然わからなかったんですけど。
天沼 わかります、東北人からすると驚きますよね。
薄葉 でも、みるみるうちにハマってしまって(笑)。ほかにはスポーツが好きです。市内や近郊には運動できる場所がとても多いので、サーフィン、キックボクシング、フットサル…いろいろやっています。

―― 最後に、横浜に住むことを考えている方へメッセージをお願いします。

榊原 横浜には一人で出てきましたけど、商店街の銭湯や生花店、クリーニング店…お店の人と顔見知りになって、帰属意識が出てきました。ガンガン攻めて会話をすると、どんどん横浜が好きになると思うので、街を探検してください!
天沼 昔からある文化も新しい文化もあって、刺激のある面白い街なので、ぜひ住んでみてください。
薄葉 人の温かさも、ご飯のおいしさも、買い物やレジャーも、街並みも…何にも困らずに生活できる。住まないのは損!だと思います(笑)。安心して飛び込んでみてください。

“私の好きなヨコハマ”日産自動車・榊原さん

“私の好きなヨコハマ”崎陽軒・天沼さん

“私の好きなヨコハマ”横浜高島屋・薄葉さん

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