趣深い六角橋商店街をそぞろ歩き。珈琲を味わい、花咲くスイーツにときめく。
そして触れるのは、この街を愛する人々の熱い想い。
「六角橋商店街ふれあい通り」の木造アーケードに一歩踏み込むと、時計の針が逆回りして、昭和が現出する。すれ違うのがやっとの路地が、蛍光灯の明かりに照らされて、いつ来ても懐かしい場所に戻った思いがする。

「珈琲文明」の扉を開けると、蝶ネクタイのマスターが迎えてくれる。ベージュとセピアの落ち着いた店内で、一際目を引くのは青空に雲の浮かぶ天井画だ。間接照明の光が当たって刻々色が変わり、26分半で朝から夜まで一周する「天井劇場」なのである。


「基本的には茜色の空を表現したいんです」
朝焼けと夕焼けは1日の中で一番短い「マジックアワー」。それを堪能してもらいたい、と赤澤智さん。私は『星の王子さま』を思い出していた。主人公の王子さまは夕焼けが大好きで、住んでいる小さな星で「日の入りを四十四度も見た」ことがある。王子さまは「珈琲文明」の常連間違いなしだ。

夜空を楽しむなら中2階がおすすめである。本も読めないほどの暗さになり、天井に星がきらめく。1階に張り出したスペースは、座ると半分宙に浮いた感じで、妙に落ち着く。

コーヒーは定番の「文明ブレンド」を選んだ。サイフォンで淹れるコーヒーは久しぶりだ。
「サイフォンは高温抽出で、コーヒーの個性を出し切るんです」
従って変な豆を使うと、不味さが引き立ってしまう。
コーヒーはフラスコごと提供され、自分でカップに注ぐ。約1.5杯分入っているというが、実感としては2杯ある。メニューには「重厚な深煎り」とあったが、重さと同時に軽やかさがある。旨味が、舌に染み透ってから胃で落ち着く。舌と胃と、2度美味しい。

店は今度の6月で19年目を迎える。赤澤さんは昔から横浜が大好きで、特別な機会には訪れていた。店をやると決めた時も、場所は横浜のつもりだった。元町や山下公園を考えないでもなかったが、家賃など現実には問題がある。前職が学習塾だったこともあり、大学がある町は健全、という考えを柱に据えた。白楽には神奈川大学がある。来てみて、初めて目にする六角橋のアーケード街に一目惚れした。ディープな空間だが、山下公園まで自転車で行ける距離にある。ここが私を呼んでいる、と思った。以来20年、今だにワクワク感がある。
赤澤さんのコーヒー歴は長い。中学生で豆から挽いて飲んでいた。音楽をやっていた関係で、仲間と喫茶店へも通っていた。ロック一筋で、今でも毎月第4金曜日には弾き語りを披露する。
「でもBGMはクラシックなんですね」
「アニメ音楽や洋楽のポップスもかけますが、必ずチェロの演奏で流すんです」
コーヒーに最も合うのはチェロ。マスターのこだわりは深かった。
この日はカフェのハシゴをする。アーケードを出てしばらく歩いた3階建てのビルにICONIC STAGE caféはある。白を基調にスカイブルーを配した爽やかな空間だ。

目の前には紅茶と、世にも可愛らしいお菓子が置いてある。名物のキューブケーキはその名の通り立方体。焼き菓子の上面をホワイトチョコでコーティングし、エディブルフラワーの押し花が載っている。
「焼き菓子の茶色の上に花では映えません。白いキャンバスの上に置きたかったんです」

社長の吉備カヨさんの繊細な感性が、見た目も完璧なお菓子に結実した。
彼女は元フィギュアスケート日本代表で、1993年に世界選手権に出場後、引退した。一人っ子だった彼女は、母の立ち上げた人材ビジネスを継ぐことになる。
「全く違う世界ですよね」
スポーツは選手の周りにコーチや振付師や関係者がいて、テンションが皆同じレベルで共有されているチームだった。ビジネスは互いのテンションの違いの中で一致団結する難しさがある。
転機はコロナで訪れた。人材ビジネスは低迷し、現在の自社ビルも、1階から3階のテナントが全員退去してしまった。その中で吉備さんは何か新しいことができないかと発想を転換する。非正規の人たちの一助になるような事業をしたい。メーカーにも挑戦したい。
「パワフルですね」
「いや、でもめげましたよ」
ちょうどビルには3フロアある。原材料と、製造と、提供でものづくりができる。3階でエディブルフラワーや野菜を水耕栽培し、2階でスイーツ系や惣菜に加工し、1階のカフェで出す。1次産業と2次産業と3次産業が合体し、築古ビルの中での「6次産業」化が実現できた。地産地消ならぬ「店産店消」である。オープンしたのは2022年のこと。

キューブケーキにいよいよ手をつける。崩すのが勿体無いが、心を鬼にした。私がいただいたのはアップルシナモンで、中にリンゴのコンフィチュールが入っている。はらはらと口の中で解け、優しい甘味と酸味がじんわり体に沁みてくる。手が止まらなくなり、エディブルフラワーもあっさり胃に収まった。
食べるのは簡単だが、作るには苦労があった。チョコレートの油脂で、花が変色してしまうのだ。しかしケミカルは使いたくないと、変色しない花を種から探した。実績は認められ、ケーキは「日経トレンディ 2026年ヒット予測100」に選ばれた。店の柱であるケータリングも、年間400件ほどをこなす。
「企業もただ美味しいだけでなく、どういうストーリーを持ち合わせている食のブランドなのか、見てくれています」
ビルの中で完全に農薬なしで育てられた花や野菜は、安心して食べられる。現在のベジタリアンやハラルへの要望にも応えられる。増えているグルテンフリーへの対応で、醤油や酢も選び直している。
偶然の出会いにも助けられた。ケーキに載せる押し花は、最初は厚い雑誌を重しにして作っていた。これでは花びらが捩れてしまう。ある日のカフェで、相手とずっと押し花について話をしていた客がいた。店を出ようとした彼に思い切って声をかけた。世界的な押し花作家の杉野宣雄さんだった。ノウハウを教えてもらうことができた。
現在はケータリングが忙しく、カフェは木・金曜の夕方を除いて完全予約制になっている。貸切が多く、店内のピアノを使った発表会やアロマの勉強会などが開催されている。「カフェというメディアを使って発信するステージでありたいと思っています」

3階の水耕栽培を見せてもらった。ガラスの向こうは赤いLEDの光の中に、さまざまな発育段階の花や葉もの野菜やハーブの棚が並んでいる。時間帯で光の色を変えて、効率よく育てている。奥の棚は種まきから発芽の2、3週間用で、赤青白の全色の光を当てる。床に置かれたタンクの中の培養液を、ポンプで循環させている。

最初は20種類以上を育てていたが、このビルの環境に合っているものに次第に限定されてきた。例えばローズマリーは元々が木なので土を好み、こちらではなかなか根付かなかった。今、目の前にあるのはビオラが赤青黄ピンクの4色と、ナデシコ。フリルレタスの奥にはベビールッコラとレッドオラッシュ。レッドソレルも初めて名を聞く野菜だった。元気に育つ野菜たちに別れを告げた。
「店産店消」の後は、地産地消だ。「キッチンカプリス」は横浜の野菜をふんだんに用いた料理を供する小さなレストランである。ひとりで切り盛りする髙城ますみさんの名刺には、調理師と食育インストラクターの他に、中高理科教諭の肩書きがある。


母校で20年ほど理科の教師をやっていた。教員という仕事は大好きだった。たくさんの卒業生を出し、やり切った感があり、もう辞めても後悔はないと思ったところで世間はコロナになった。これが立ち止まるきっかけとなり、新しいことにチャレンジしてみる気になった。

元々が料理好きの食いしん坊。人を家に呼んで振る舞うのが好きだった。仕事にしてみるつもりになって、専門的なレッスンを半年間受けた。フレンチだったが、具体的なレシピを一緒に作るという感じではなかった。肉が何度くらいの加熱で美味しくなるかなど、料理の理論と基礎を徹底的に叩き込まれた。
次に「はまふぅどコンシェルジュ」の資格を取った。横浜の農や食の魅力を伝える横浜市認定の「地産地消の案内人」だ。数ヶ月にわたって、地産地消の普及を目的とする講座を受け、ワークショップやプレゼンの他にも市場の見学や農家での実習があった。実習は雑草取りやら収穫やら、1日で土まみれになった。その分農家の苦労話も聞け、直売会のお手伝いでは生産者と消費者の出会いも見せてもらった。

髙城さんの修行はまだ続く。シェアキッチンはお店だけを貸してもらえるシステムで、そこで週に1回料理を出した。週にもう1回、大倉山の居酒屋のお昼を間借りして、これまた料理を出すことを2年間続けた。地元の六角橋に開店して3年目だが、いまだに大倉山から来てくれるお客さんがいる。
昼はランチ、夜はお惣菜のテイクアウト。メインと野菜の副菜が2種類付いたおかずセットは、高齢者のひとり暮らしに人気がある。子供に市販の惣菜ではないものを食べさせたいというお母さんもいる。夜は他のお店とコラボしてイベントをすることもある。小学校に食育の出張授業をして、一緒に調理実習をしたりと忙しい。
野菜は旬の、主に規格外のものを仕入れている。そのため、季節ごとにメニューが変わる。今日のメニューには「ゆず香る照り焼きチキン」があるが、形の崩れた柚子がどさっと届いたことがきっかけで生まれた。
「とりあえずジャムにして、それからメニューを考えました」
この時オーブンに入っていたハンバーグが焼き上がった。私の目の前には野菜たっぷりのワンプレートが置かれた。ごろっと丸いハンバーグは、「肉々しい」という表現がぴったりで、味はしっかりしているがくどくない。いぶりがっこ入りのポテトサラダは、ポテトの甘みにいぶりがっこの燻製の風味がこの上もなくマッチしている。サラダのドレッシングは野菜を邪魔しない味だ。

ごちそうさま、と立ち上がって、レジの横の黒板の手書きメニューに目がいった。
「きれいな字ですね」
教員時代の生徒さんが来てくれるそうで、黒板を見て「あ、先生の字だ」と言うらしい。愛される先生は、愛されるシェフになった。

舌の後は、目を喜ばせる。アーケードと六角橋商店街大通りが交差する場所に「switch box あけ/たて」はある。3、4人でいっぱいになる狭い店内は、いろいろな素材の人形、置き物、服、バッグ、カップ、アクセサリー、ハーブ、文具、はちみつ、その他であふれかえっている。

店主の稲見明子さんによると、2012年の開店で、最初は娘さんが始めたという。商品は仕入れもあるが、作家のハンドメイドが多い。その数、80名を超えている。持ち込まれた作品からすてきな物を選ぶ。2階の貸しスペースで作品を展示した作家の物もある。


「目を凝らすと、最初見えないものが見えてくるんですよ」
差し出された小さな木桶には、茶色の粒々がいっぱい入っている。よく見ると、粒は頭から芽を生やしている。
「メも付いてるでしょ」
最初は言われた意味がわからなかった。さらに目を凝らしていると、粒ごとにお目々と口が描いてあるのに気づいた。商品名は「にこにこのたね」である。

「『大人の駄菓子屋』とか『沼』とか言われてます」
この「沼」にハマり込んで、狭い店内で1時間近くいた人もいる。
乾燥したホワイトセージを指してみた。
「近くの丘で作っている人が持ってくるんです」
絵本もある。
「子供たちに読んでもらいたい本を置いてます」

食品サンプルのメモクリップは作家物で、「足立食料品店のこはだ」など、地元の店で実際に売られている商品がモデルになっている。少し大きめのサンプルで、「泰平楽の肉チャーハン」が目を引いた。これは「あけ/たて」の2階ギャラリーで、食品サンプル制作体験されたお客様が、制作後実際に泰平楽に行き「肉炒飯」を注文して並べて写真を撮ったりしたという。

稲見さんから「白楽ぶらぶらマップ」を一部いただいた。個性的なイラストで、界隈の47店舗が紹介されている。これは2024年版で、2年ごとに更新されている(2026年版は55店舗参加。3月末に発行予定)。作者の阿部龍一さんは「あけ/たて」の看板を描いてくれた人である。彼が鳥取の松崎町のゲストハウスに依頼され町のマップを制作した。知らない町だが、まるで散歩しているような感覚になる魅力的なマップに感動した稲見さんが、白楽マップを頼んだのがきっかけとなった。

「裏道も魅力的なんですよ」
なるほど、と頷いたところで待ち人が3人来た。彼らの話を「あけ/たて」の2階で伺うことになっている。急な階段の先がギャラリースペースで、腰を落ち着けたところで名刺交換をした。NPO法人の正式名称は「まち×学生プロジェクトplus」である。通称は「まちかけ」。理事長の森勤さんは六角橋連合町内会の会長だった。事務局長の小倉勝十さんは、神奈川大学の元学生で、今は大学生協に勤務。井之上遥南さんは現役の大学院生である。

話は10年前に遡る。町に念願のケアプラザができて、そこに原島さんというコーディネーターが赴任し、森さんと親しくなった。もうひとり、神奈川大学で地域社会論などを教えていた荻原先生も加わって、3人でまちづくりの話を繰り返すようになった。


その時問題になったのは、大学の町でありながら、若い人の意見が聞こえてこない、ということだった。町から大学に発信するのは、通常は苦情で、ゴミの出し方、騒音、バイクの止め方などがメールの一斉操作で学生に届く。当時1年生だった小倉さんによると、学生は何となく地域の人に嫌われているのではないか、と疑心暗鬼になっていた。町と学生とは、偏った情報で、お互いを理解できないでいた。
先ほどの森さん、原島さん、荻原先生の3人は、学生と町の人を会わせる機会を作ろうとさまざまな所に声をかけていた。
「半年以上、誰も来なかったですよ。暗黒期ですね」
しかし「網を張った」甲斐があって、ボランティア希望の学生たちの存在が森さんたちの耳に入った。彼らも月に一度の定例会に加わるようになり、森さんは「ゴミ拾いよりもっと面白いことしようぜ」と学生たちを焚き付けた。結果は、まず地域と大学の文化祭の「六神祭」に結実し、学生の普段の活動を町の人に見てもらうことができた。
学生の声が、町を動かすようになってきた。神大の管弦楽団の学生とコンサートを企画したが、会場である神奈川大学の2号館地下のホールが500人のキャパだったことで、やるからには人を集めたい町側の責任があり、人集めに奔走した。
「おかげで立ち見が出ましたよ」
こうして言葉にしたことを実現する、という経験を積み重ねていった。ところがコロナとなり、学生はめっきり大学に来なくなる。ちょうど森さんが会長を辞めたタイミングで、原島さんも異動になった。逆風の中、この取り組みを残したい、という一念で、2022年にNPO法人を立ち上げた。

「自分たちでやったから、えらい大変でしたよ」
その甲斐あって、神奈川大学だけではなく、横浜市内外のさまざな大学の学生へと運動は波及していく。
典型的なイベントのひとつが地域で作りあげる「キャンドルナイト」だ。使用済みの牛乳パックをキャンドルホルダーにして、夜のキャンパスに3,000個が並ぶ。2018年以来、恒例の行事となり、幼稚園児から高齢者まで、地域の誰でもが参加できる。牛乳パックは3層構造になっており、薄皮を剥くと真っ白に変身する。ケアプラザでボランティアに参加される地域の方が1日100個剥いてくれるのだという。


「まちかけ」にはこだわりがある。単なる人手不足を補うための学生ボランティアは断っている。学生が企画作りから参加し、お互いのやりとりが成立する場合のみ手を貸す。学生生活は4年で、就職活動を考えると実質的に動けるのは2年足らずだ。その間に「まちかけ」と関わることで、将来の自分の仕事が見えてきたり、社会に出てからも活きる良い経験を積むことができる。
「原島さんの影響で、同じ福祉法人に入った学生が3人います」
そう言う小倉さんも、社会人となってからもこの活動に注力している。卒業後、北海道に行った学生が、戻ってきてキャンドルナイトを手伝うこともある。町と学生が一緒に楽しみ、笑い、汗をかく。世代を超えた人間同士の繋がりの原点を見せてもらった。心を少しだけ熱くして、急な階段を降り、「沼」へと戻っていった。
【基本情報】
喫茶店 珈琲文明
住所:横浜市神奈川区六角橋1-9-2
URL:https://coffeebunmei.com/
ICONIC STAGE café
住所:横浜市神奈川区西神奈川2-9-11 SustainuS 1F
URL:https://www.iconic-stage.com
Kitchen Caprice キッチンカプリス
住所:横浜市神奈川区六角橋2-4-21
URL:https://www.instagram.com/kitchencaprice/
switch box あけ/たて
住所:横浜市神奈川区六角橋1-7-21
URL:https://aketate.jimdofree.com/
まち×学生プロジェクトplus
住所:横浜市神奈川区六角橋六丁目28-29
URL:https://www.matikake.yokohama/
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ライター:荻野アンナ
1956年横浜市生まれ。慶應義塾大学文学部卒。83年より3年間、ソルボンヌ大学に留学、ラブレー研究で博士号取得。89年慶應義塾大学大学院博士課程修了。以後2022年まで同大で教鞭をとり、現在名誉教授。1991年「背負い水」で第105回芥川賞、2002年『ホラ吹きアンリの冒険』で第53回読売文学賞、08年『蟹と彼と私』で第19回伊藤整文学賞を受賞。そのほかの著書に『カシス川』『老婦人マリアンヌ鈴木の部屋』など。神奈川近代文学館館長。






