雨でも便利!大型ショッピングモールが直結する横浜の駅5選(横浜東部編)

横浜市在住のおでかけ好きの地元ライターが、とっておきの横浜の魅力を、地元民目線で紹介します。

横浜市内には、ショッピングやグルメを楽しむことができる多くの商業施設や大型ショッピングモールが集まっています。子どもから大人まで、幅広い年代に合わせたバラエティ豊かなショッピングスポットがあることは、横浜の魅力の一つです。

特に、商業施設が直結している駅は、アクセスが良く、雨の日でも快適にお買い物が楽しめます。今回は、そのような利便性が高い、雨でも便利なショッピングができる横浜市内の駅を、横浜の東側から5つピックアップします。

1.横浜の観光地の真ん中にあるみなとみらい線「みなとみらい駅」

みなとみらい駅

横浜の代表的な観光地の一つ「みなとみらい」エリア。その中心にある駅がみなとみらい線「みなとみらい駅」です。横浜ランドマークタワー横浜美術館よこはまコスモワールド横浜赤レンガ倉庫など観光名所の集まるこのエリアですが、大型のショッピング施設も充実しています。

みなとみらいの景色

「みなとみらい駅」には大型商業施設「MARK IS みなとみらい」とショッピングモール「みなとみらい東急スクエア」が直結していて、外に出なくてもお買い物を楽しめます。

「MARK IS みなとみらい」

マークイズみなとみらい
提供:MARK ISみなとみらい

ファッションや雑貨、スポーツなど多彩なショッピングとバラエティーに富んだグルメを楽しめる「MARK IS みなとみらい」。2023年に開業10周年を迎えたことをきっかけに、館内全体の約20%のテナントの改装が行われて、2024年4月にリニューアルオープンしました。

マークイズみなとみらい
MARK ISみなとみらい館内 提供:MARK ISみなとみらい

子ども向けの店舗のほか、キッズルームや赤ちゃん休憩室なども充実していてファミリーにもおすすめです。さらにリニューアルによってシネマコンプレックス「ローソン・ユナイテッドシネマ STYLE-S みなとみらい」もオープン。

ローソン・ユナイテッドシネマ
提供:MARK ISみなとみらい

全12スクリーンの全席に「音と振動」を感じて全身で聴く、音響体感プレミアムシート「FLEXOUND(TM)」を導入しています。映画館デートにも最適です。

・基本情報
MARK IS みなとみらい
住所:横浜市西区みなとみらい3-5-1
営業時間:店舗・施設によって異なる
URL:https://www.mec-markis.jp/mm/

「みなとみらい東急スクエア」

みなとみらい東急スクエア
みなとみらい東急スクエア 提供:東急モールズデベロップメント

大型複合施設「クイーンズスクエア横浜」内にあるのが「みなとみらい東急スクエア」です。館内にはファッションやインテリア、キャラクターグッズなど100以上の店舗が入ります。グルメのお店も多く、カフェやファーストフード、和食、洋食、アジア料理まで幅広いジャンルを楽しめます。

・基本情報
みなとみらい東急スクエア
住所:横浜市西区みなとみらい2-3-2
営業時間:11時~20時(レストランは22時まで。一部店舗は異なる)
URL:https://www.minatomirai-square.com

2.再開発進む綱島にある東急新横浜線「新綱島駅」

新綱島駅出口

2023年に開業した相鉄・東急直通線「東急新横浜線」の新駅「新綱島駅」は、東急東横線「綱島駅」から徒歩2分の場所にあります。新横浜駅まで3分、渋谷駅まで22分程度というアクセスの良さが注目されています。

この駅の開業と新線の開通により、周辺では現在、土地区画整理や再開発が進行中です。
これからの街の発展が期待される新綱島駅には、「新綱島スクエア」と「SHINSUI」という2つの商業施設が直結しています。

「新綱島スクエア」

新綱島スクエア
提供:新綱島スクエア

再開発に伴い建設された複合再開発建物である「新綱島スクエア」は、2023年12月にオープンしました。この施設は低層棟と高層棟の2棟から構成されており、商業施設、共同住宅、公益施設が一体となっています。商業施設部分は低層棟の1階から3階、高層棟の1階と2階の一部に位置しています。新綱島駅周辺には住宅が多いため、スーパーやカフェ、クリニックモールが入居し、駅利用者にとって便利なテナントが充実しています。さらに、低層棟の4階と5階には、横浜市港北区民文化センター「ミズキーホール」が2024年3月にオープンしました。約400席のホール、音楽ルーム、ギャラリースペースを備えたこのホールは、文化活動の中心地として地域の方から期待されています。

・基本情報
新綱島スクエア
住所:横浜市港北区綱島東1-9-10
営業時間:店舗により異なる
URL:https://shintsunashima-square.com

「SHINSUI」

新水ビル
新たに建設された新水ビル 提供:新水ビル

2024年3月にオープンした商業施設「SHINSUI」。新綱島駅周辺の区画整理事業の一環として建設された地上12階地下1階の新水ビル内にあり、地下通路で新綱島駅と直結しています。「SHINSUI」は1階から3階にわたって展開していて、各フロアは「好きなお店が1つ増えるだけで、この街に住みたい理由も1つ増えるから。」というコンセプトのもと設計されました。施設内は街とのつながりや家族と地域が集まる空間を提供するとともに、かつて「新水旅館」があったこの場所の離れ宿の雰囲気を再現しています。3階には、シェアオフィスの機能性とラウンジの居心地の良さを兼ね備えたシェアスペース「SHARE LOUNGE」が新たにオープンしました。TSUTAYAが手掛けるこの施設は、ワークショップやトークイベントも計画されており、人と人とが出会えるコミュニティの場を目指しているそうです。
「新水ビル」の前には新しいバス乗り場が設置されたほか、これから東急東横線綱島駅東口との間に、歩行者デッキの整備も予定されているそうで、ますます人の流れが増えて、にぎやかな場所になるかもしれませんね。

・基本情報
SHINSUI
住所:横浜市港北区綱島東1-9-9
営業時間:10時~20時(店舗により異なる)
URL:https://shinsui-shintsunashima.com

3.ビジネスと観光が隣り合う「新横浜駅」

新横浜駅

新幹線が停まる駅として知られる「新横浜駅」。東海道新幹線はもちろん、JR横浜線、横浜市営地下鉄ブルーライン、そして2023年からは相鉄新横浜線(終点)と東急新横浜線(起点)が乗り入れています。

新横浜の街
新横浜駅周辺

周辺にはオフィスビルのほか、横浜アリーナ日産スタジアムなどの大型イベントが開催される施設や、日本が世界に誇るフードアミューズメントパーク「新横浜ラーメン博物館」もあります。ビジネス、観光、スポーツといろんな顔を持つ新横浜駅には、商業施設「キュービックプラザ新横浜」が直結します。

「キュービックプラザ新横浜」

キュービックプラザ新横浜
新横浜駅に直結するキュービックプラザ新横浜 提供:新横浜ステーション開発株式会社

JR新横浜駅に直結するキュービックプラザ新横浜は、地上10階までの部分が商業施設で、ファッション、フード、レストランなど70以上の店舗が並んでいます。10階以上にはホテルアソシア新横浜があります。新横浜駅は、平日や週末、大型イベントの有無によって利用者層が大きく変わるため、この施設はさまざまなニーズやシチュエーションに対応する店舗が豊富なのが特徴です。横浜らしいスイーツやフードのお土産、トラベルグッズ、電化製品、ファッション、書籍など、旅行から日常の買い物まで、ここで揃えることができます。2023年には一部フロアがリニューアルされ、カフェの店舗数が増えました。駅利用時のちょっとした待ち時間や周辺イベントの前後にもゆったりと過ごせます。

・基本情報
キュービックプラザ新横浜
住所:横浜市港北区新横浜2-100-45
営業時間:店舗により異なる
URL:https://www.cubicplaza.com

4.高架下空間が楽しい相鉄本線「星川駅」「天王町駅」

星川駅
提供:株式会社相鉄ビルマネジメント

横浜駅から各停4分で到着する「天王町駅」と各停7分(快速4分)の「星川駅」。この両駅間はこれまで、踏切が連続していましたが、2002(平成14)年から連続立体交差事業を進めて、2022(令和4)年にはすべて高架になりました。

この鉄道高架化によってできた高架下スペースを活用したのが両駅直結の「星天qlay(ホシテンクレイ)」です。もともと天王町駅前の商店街もにぎわっていましたが、これらの新しい開発で、さらに街が発展していくでしょう。

「星天qlay」

星天クレイ
さまざまな店舗が出店する星天qlay 提供:株式会社相鉄ビルマネジメント

星川駅と天王町駅の間の高架下全長約1.4キロのエリアにある “生きかたを、遊ぶまち”をコンセプトにした 複合商業施設「星天qlay」。
高架下の細長い施設は他の駅直結商業施設とは違った印象です。
スイーツ、フード、ドラッグストア、レストラン、ライフスタイル雑貨など、日常生活に必要な店舗が揃っているほか、シェアハウスや大学のサテライト、コワーキングスペース、貸し切りサウナも設けられています。「星天qlay」の公式サイトでは、定期的にテナントのインタビューや施設のイベントレポートが発信され、そこからはこの施設に関わる人の魅力が伝わってきます。

・基本情報
星天qlay
住所:横浜市保土ケ谷区
営業時間:店舗により異なる
URL:https://www.hoshiten-qlay.com

5.心落ち着くスポットが直結するJR「鶴見駅」

鶴見駅

横浜駅と川崎駅というターミナル駅に挟まれたJR「鶴見駅」。周辺には下町の雰囲気がただよう商店街や、總持寺をはじめとした多くのお寺があって、文化や歴史を感じるスポットもあります。都内や横浜の中心エリアにも電車一本でつながる利便性から、穴場の駅として引っ越してくる人も多いようです。そんな鶴見駅に直結するのは大型の駅ビル「CIAL鶴見」です。

「CIAL鶴見」

シャル鶴見
CIAL鶴見

2012年に開業した「CIAL鶴見」は、普段使いの雑貨、フード、ビューティー&ヘルス、ファッションが揃う商業施設です。駅直結の利便性から、周辺住民や通勤・通学者によく利用されています。仕事帰りにさっとお買い物ができるのは、忙しい日々の中でありがたいポイントです。さらに6階には認可保育所があって、子育てファミリーにとって強い味方です。
そしてもう一つ、この施設のユニークな特徴が、屋上庭園「清風苑」とその奥にある枯山水「坐月庭」です。

清風苑
屋上庭園「清風苑」

駅周辺には禅寺が多く、禅の文化が昔から根付いていることもあって作られたそうです。

坐月庭

・基本情報
CIAL鶴見
住所:横浜市鶴見区鶴見中央1-1-2
営業時間:10時~21時(レストランフロアは11時~22時30分)
URL:https://www.cial.co.jp/tsurumi/

開放的な庭は天気の良い日はとても気持ちがよいのでおすすめ。この庭に来れば、忙しい日常から少し離れて心落ち着く時間が過ごせるかも?

いかがでしたか?横浜市内にはショッピングスポットが直結した駅がたくさんあります。駅の利便性はそのまま、街の住みやすさやライフスタイルに関わってきます。横浜で自分にあった駅を探してみてはいかがでしょうか?

この記事を書いた地元ライター

ペンネーム:ナオト(横浜在住歴:40年)
横浜の地域メディアやウェブコンテンツのライターとして活動中。趣味はドライブで、横浜市内のほとんどの道路はすべて頭に入っています。市内のいろんな場所へ出かけて、新しい道、新しい建物を見るのが好きです。

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